女神への讃歌

このポーズでの2番目の原則はマスキュラーエナジーだ。

「いつも真ん中に向かって筋肉を引き締めています。つまり、パワーの源へと締め付けるのです」

これが足のハサミ運動を生み出すことになる。

 

3番目は、内側へのスパイラル。

「後ろ足を内側に向けることによって、大腿骨は後ろへ下がり、腰は広がります。これによって腰の後ろを容易に前方へと回転できます」

 

そして4番目の原則は、外側へのスパイラル。

「外側への螺旋運動は、前足の太ももで強調されることで、両足を引き合わせ、尾骨を前方に引き伸ばします」
「これによって、内側へのスパイラルの働きとバランスをとるのです」

 

最後の原則は、オルガニックエナジーである。

「骨盤のコアにフォーカスして、尾骨と仙骨が出会う地点に光の小さな球を描きます。そこからすべてが外側に広がり、太陽のように輝きます」

このポーズの鍵となるのは最初の原則で、「内面を明るく照らして外面がリラックスできれば、それほど頑張る必要はありません」と結論付ける。

「ポーズはその人の意図すべてを表現しており、それは宇宙の創造力であるシャクティを称えるためかもしれません。結局、ヴィラバドラはひとりの女性の為に仇討ちをしたのです。そのように考えると、このポーズは真に女神への讃歌なのです」

起源となった伝説と不即不離の関係

アヌサラヨガでは、このポーズは起源となった伝説と不即不離の関係にある。
2つを別々にするとそれはヨガではない、とアヌサラヨガの創立者であるジョン・フレンドはいう。

「私は講演で何人かの男たちが腕を頭上に上げてランジのポーズをとっているのを見ましたが、彼らはただお尻を鍛えているだけでした。
戦士のポーズⅠをする時、あなたはお尻や足を鍛えるだけでなく、体を通して意気揚々と自分の気持ちを表現しているのです。
私は、気持ちが内側から外側へ出てくるように、生徒たちにポーズの背景を理解して欲しいです。」

フレンドはこのポーズにおける5つの主要なアクションを挙げる。
そしてそれぞれが、アヌサラヨガが提唱するアラインメントの5つの普遍的原則に対応している。

「最初は、神の愛への目覚めです。これは、神の存在を常に意識することです」
「ヴィラバドラは神から生まれたが故に強いのです。このことを忘れなければ、体の内側は光り輝き、体の外側はこの内面の光を優美にまとうのです」

アヌサラヨガのポーズ

両足を120センチほど開き、腕をサイドに伸ばす。
ひと息ついて、内面を勇敢な輝きで満たす。
胸を持ち上げ、右(前)足を90度外に向け、つま先がかすかに内側に向くように後ろのかかとを回転させる。

両かかとをまっすぐにそろえる。
左足はしっかり床を押し、腰はマットの前方に向ける。
マスキュラーエナジーを使って、両足を正中心に向かって締め付け、腕の骨を肩のソケットに差し込んで両腕を空に向かって差し上げる。

肩甲骨を後ろへ引き下げて心臓に向かって丸め入れ、肩甲骨を腰回りの間のスペースを作る。
意気揚々と胸を引き上げる。

膝が足首の真上にくるように右足を90度曲げる。
左太腿を内転させ、右腰の外側を引き下げる。
右太腿を軽く外旋させてバランスをとる。

内側へのスパイラルで腰を広げたら、外側へのスパイラルで尾骨をすくい上げる。
仙骨が尾骨と出会う場所で光り輝く球体をイメージする。

これがオルガニックエナジーの源であり、ここから根を下ろし、勝ち誇ったように頭頂部に向かって広がる。
喉を少し後ろに曲げ(しかしあごは押し込まない)、自然なカーブを保ちながら首を伸ばし、戦士のパワーの源は神の愛であることを念じながら天井を見上げよう。

ヴィドバドラが神から生まれたことを想起すれば、体の内側は光り輝き、外側はこの内面の光を優美にまとう。